数日前の週間天気予報では、8月2日・3日は「曇のち晴れ」だった。いっこうに晴れない天気で取材に出られず、まごまごしてたら締切り日だ!との脅迫観念にも追い立てられ、あらかじめ取材日と決めていた8月2日に川上村へと向かった。出がけは雨。毛木場駐車場も雨。でも、なにがなんでも千曲川源流まで行って、源流標の写真を撮らなくっちゃ、事は始まらない。傘をさして、登山道を遡った。
何かで駐車場から源流標まで5.7kmだと知らされていた。過去に2回、苦労して源流まで登っていたのだが、「あれ、そんなもんだったっけ? 5.7kmなら、2時間で登れるんじゃないかな」と考えてしまったのが大間違い。歩行2時間のペース配分で坂道を突き進んでしまったのでありやした。
その2時間後。流れは水量豊かのまま。そして「ナメ滝」が現れた。さらに進むと、「至千曲川源流 あと2,1km」の標識…。ゲゲッ。
ショックとオーバーペースが足にきて、最後は傘を杖がわりにして、えっこら、えっこら、ずり登ったのでありやす。写真地への到着は11時44分。歩き始めてから3時間25分もかかってやした。
おまけに、帰路では肩に掛けていたカメラのレンズが水蒸気?で曇ってしまい、頼みもしないのに、どハードなソフトフォーカス写真が連続して撮れたのでありました。クッソー。
●Fine Pix S2/18〜70mmズーム/2009.8.2千曲川源流
●ちょこちょこ手を加えてます……信州・草花木実へ飛びますか?
●そうそう、千曲川の源流は、ダケカンバの根元から湧き出してました。
●そして8月5日、再度源流へ遡った。