写真愛好家によく知られている長野県池田町の七色大かえで。この日、雲が最高のパフォーマンを見せてくれた。雲のまったくない超快晴の前日だったら、こうはいかなかったろう。ああ。カトリシンゴもどきの「運」に感謝 !
(24日の早朝、家を発ち、大かえでのほんの手前で素晴らしい雲海風景に出くわした。で、バチバチ撮った。が、なんと、液晶パネルに「カードを確認できません」のオレンジ文字。ガーン!。しゃくだから、大かえでを見ずに引き返した)

26日は上高地へ向かった。たぶん再来年、あるお店のDM旅情報に使うであろう紅葉写真を撮るために。時期はちょっと遅かったけど、天気は最高だった。朝9時8分の大正池と穂高連峰

いま撮影は、愛機S2でなく、OM-Dを使っている。じつは、300mmを付けていた古い方のS2がこんな状態のカットを数枚残した後、シャターを切っても真っ黒写真ばかりになってしまった。修理には金が要る。いや、もう部品がないかもしれない。そこでこの際、壊れたS2には現役を引退してもらい、先般修理からもどったS2に300mmを与えた。これまで取材というと、18〜70mmのS2と105mmのS5を入れたカメラバックとカルマーニュ三脚を肩にした。重かった! でも、18〜70mmだけしかもっていない時に、初めて出会う花があったとしたら悔しくて悔しくてしかたがない。それで、マクロレンズは必携品だった(埃が入るのを嫌い、レンズ交換しない主義)。が、今はマクロ&ズームレンズを付けたOM-D1台で事が足りる。小さくて軽い。しかもこのカメラ、ファインダーに水準器が表示されるのだ! だから昨今気になっていた画像の右肩下がりも解消だ(バンザ〜イ!)。さらに手ぶれ補正もあるので、三脚なしでもおいらの仕事には十分な写真が撮れる。そのことを信玄の棒道取材で発見した。中型カメラバックも三脚も不要となった。かわりに食べ物と予備バッテリーと予備SDカードを入れた小さな布バックだけを肩からつるし、短く縮めたカメラのストラップを右手で掴んで、上高地の大正池〜明神池〜バスターミナルを軽々と歩いてきた。
もちろん左の写真でも三脚は使用せず。A3印画紙にプリントしたが、仕上がりは充分。

OLYMPUS OM-D E-M5/12〜50mmマクロ&ズーム/2012.10.25 7:30 池田町
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