2004.1.1
そうそう、余談ですが、『水戸黄門』というテレビ番組をご存じですか?

あの番組、たぶんにパターン化してますよね。

それは勧善懲悪をベースにしていますから、逸脱できないぶんだけ

類型が多くなるんだと、わたしは思ってます。

でも、わたしは好きですよ、偉大なるマンネリ。

そして、勧善懲悪も必要だとおもいます。

ことに今の、日本というこの国においては、と思ってます。

さて、このたびの、

あきんど『越後屋』が用心棒を、窮地に陥ったお代官さまのお手伝いに、

それならこの者どもをお使いくださいと差し向けるというストーリー。

この場合、越後屋も、もちろんお代官さまも、悪者なんですよね。

あきんどは、真摯な商人でいるのが、分相応。

用心棒は、雇い主の用心棒でいるのが分相応。

悪いことはいわない。越後屋、お代官さまとつるむ考えを改めなさい

悪事とはつゆとも思わず、給金と、盆暮れの休みを心まちに

日日を励む、越後屋の、心底まじめな丁稚どんたちのためにも!