写真は平成27年度信州児童文学会総会の和田登会長あいさつ。総会がすむと次は祝賀会だが、今回は内容が豊かだった。第4回とうげの旗児童文学賞に受賞者がお二人。一人は「寺町通り坂の町」の作者・寺島俊治さんで、なんと昨年に続く連続受賞、もう一人は「2055年にさんかんび」の畠山真佐子さん。これだけでも賑やかなのに、さらに出版記念会が加わったのだ。それが、くもん出版から発行された柳沢朝子さんの『魚屋しめ一物語』。第2回とうげの旗児童文学賞受賞作である。
さてさて、祝賀会のシメはいつも「信濃の国」の合唱。それは全員が起立し、5番の歌詞の間に「塚原健二郎先生も」「酒井朝彦先生も」「宮口しづえ先生も」・・・と大先輩のお名前を挿入するのが恒例だったが、鬼籍に入られる方が増えたこと、古参会員が年を取った(会は来年度創立60周年)ことで、この日は名前挿入を行わず、椅子に座ったまま6番まで歌いきったのでありました