6月15日、「とうげの旗」151号を責了とした。次期編集室として、08年11月30日を151号原稿〆切日に定めて募集したのは8月の信州児童文学会夏の会の場であったと思うから、なんとこの1冊に10ヶ月ほど関わっていたわけだ。30年ぶりの雑誌編集は、責任重いものだわい。100年に1度という大不況の真っただ中だから、今年も長期の購読部数減少に歯止めがかからない。なんのことはない、30年前はよかったな、どんどん増えて1万越えたんだ、と自慢げに懐古できた立場から、部数谷底の編集長というありがたくない肩書きが加わる立場となったわけだ。それにさ、若い、若い、と(ホント)言われ続けてきても、+30年だもの、物忘れは人後に落ちぬ。誌面の、ウッカリミスがおそろしい。だから、編集室を引き受ける際、会員外の元編集者に校正を頼んだ。で、セーティガードができて、ちょっとは心も落ち着いた。まっ、1冊500円の「とうげの旗」を、「この内容でこの値段? 安いね」と言ってくれるありがた〜い読者さんがひとりでも増えるよう、こつこつ丁寧に仕上げていくしかないよね。