信州児童文学会の大先輩・高橋忠治さんのこれまで全ての詩を編んだ「定本 高橋忠治全詩集」が2013年5月29日に小峰書店から発行された。信州児童文学会は、会員が著書を発行すると出版記念会を開く。但し、初回のみ。高橋さんは今日まで数冊の詩集を上梓され、民話集や歴史児童本なども多く出されている。会主催の高橋さん出版記念会は1962(昭和37)年に少年詩集『かんじきの歌』で行われた。信州児童文学会として行うことはできない「出版記念会」であるが、今回世に出たこの詩集は、後々までも高い評価をうける名詩集であることに鑑み、長野支部会員有志が中心となって「『定本 高橋忠治全詩集』出版記念会実行委員会を立ち上げ、2013年9月1日、本の出版を祝った。会代表は、和田登、事務局山崎玲子。ともに信州児童文学会の会長、事務局長である。出席者76名。