3月3日は桃の節句。信州では月遅れの4月3日に祝うところが多いけど、南佐久郡の北相木村は3月3日。しかも流し雛! 災い事を書いた紙を雛に托し、これらの災難から身を守ってくれますよう祈って流す。ゆえに「家難祓」(かなんばれ)と呼ばれる。
北相木小学校はこの伝統行事を学校行事の中に組み入れ、内裏雛も、雛を乗せる「さんだわら」も、子どもたちが授業の中で作る。そして、すべての仕上げがこの日。その特別な日に北相木小学校は、学校内を一般に公開し、子どもたちの仕上げ作業を見学したり、写真に撮る事を許してくれている。だから、オラが8時30分に訪れた時にゃあ、カメラをぶらさげた人が廊下にわいわいいたわい。さて、午前8時55分(学校側発表の開始予定時刻)先生から配られた小手帳ほどの大きさの白い紙に、子どもたちはそれぞれが流してしまいたいと思う災いを書き込んだ(1年生5年生)。それを雛壇の台の後ろに糊で貼ってできあがり。このあとクラスごと学校の前を流れる相木川へ向かい、川岸に座卓を並べた仮席で、流し雛に食事を供し、子どもたちもいただいた。
その後、いよいよ雛を流す。で、先頭に立って河原に下りた先生にカメラを向けておどろいた。あんりゃあ。なんと、「とうげの旗」仲間の中嶋直人さんでねえか、黒姫高原での信州児童文学会50周年記念イベント以来だいな。。さてさて、子どもたちは順番に雛を流して手を合わせる。それを対岸からカメラマンがいっせいに写す。しんがりで流した子たちは大きかったので、6年生かな。
さてさてさて、流されたは、はたしてどこまで行くんだろう、と下流に目をやると、この人たちがおりました。ごくろうさまでありました。

Fine Pix S2 Pro/18〜70mmズーム
 Fine Pix S5 Pro/105mmマクロ
 Fine Pix S2 Pro/300mm/2007.3.3北相木村


新しい花はありませんが、 信州・草花木実へ飛びますか?
3月5日、気がついた。「草花木実」に、ミズバショウとザゼンソウがないことを。
 あれれ?! 作ったつもりになっていた。
 ……というわけで今日6日、急ぎ作りゃあした。ご覧くだされや。