善光寺の御供水の井戸の周りにはシキミの木が植えられている。その一本の木の葉に、セミの抜け殻が残っていた。セミは木の幹に卵を産む。孵化した幼虫は地中で7年ほど(種によって長さは異なるそうだ)生きるのだが、その間は木の根から樹液を吸って栄養としているという。やがて地上にもどり、近くにあった物につかまって羽化をする。シキミの葉につかまったこの殻のセミは地中でシキミの樹液を飲んでいたのだろうかとちょっと気になった。シキミは植物全体が有毒だけど・・。でも、毒キノコを食べる虫もいることだし、ふしぎではないのかもしれないね。

Canon Power Shot SX420IS/2017.12.13善光寺
「戸倉上山田温泉 12月」を作成しました…信州・草花木実へ飛びますか?