この光景を見るまで、神城断層地震で善光寺の石造物がだいぶ被害を受けたと人づてに聞いたことを忘れてた。
「住んでるとこもひどく揺れたって話だから、忘れるはずないんじゃない?」との声があがりそうだが、おいら、11月22日22時08分は酒飲んでぐっすり寝込んでいた。ぜんぜん覚えがない。地震直後に、女房が二階からあわてて下りてきて、おいらを起こしたそうだが、「だいじょうぶ、たいしたことはない」とかいって、また寝たそうだ。だから、地震の実感がない。
さて、その善光寺だが、さきほどの石造常夜灯などは軽微な被害とさえいえるほど、あちこちで凄まじい姿になっていた、本堂前の磁製常夜灯も崩れたが、金網に救われた。この灯籠は、コンクリートで台石とつないであったのに倒れた。境内で花を探した間じゅう、本堂内から聞こえてきた読経は、地震鎮護の祈りだったのでありましょうか。
●OLYMPUS OM-D E-M5/12〜50mmマクロ&ズーム/2014.11.27善光寺
●今日、善光寺を訪れたのは、もちろん「季節の花」の撮影のため。行く道の途中で、初めてフユサンゴに出逢った。…信州・草花木実へ飛びますか?