忙しかった。「書き綴り帖」のページを更新する暇がないほど忙しかった。(でも、毎夜の呑み時間は確保)。〈信州・旅情報〉の6月号、JR長野支社の月1仕事、6月発行予定のB3判〈おぶせガイドまっぷ〉、6月25日発行予定の同人誌「信州児童文学会誌『とうげの旗』」創刊号が、ごめんなして、と並んでおいでになったものだから、いくら仕事が趣味のおいらでも段取りに四苦八苦。これらをなんとか無事入稿。で、しばしの空き時間ができた。そこで18日、秋の旅情報で取り上げる〈池の平〉へ下見に出た。ありがたいことに着くと晴れており、浅間山のてっぺんの凹みが見え、うすく煙っていたけれど北アルプス連峰も八ヶ岳連峰も遠望できた。花は、といえばイワカガミだけがそこここで我が世の初夏を謳歌、コマクサは咲き始め。目に留めたガンコウランには青い実がついていた。じつはこのガンコウランの花が撮りたくて、おととしの6月19日に志賀高原東館山に登っている。が、花は残欠だった。多雪で春が遅かった今年は、明日ならばまだ花と出会えるかもしれない……と考えた。「午前中は曇り」の天気予報を信じて台風が近づく前にと志賀高原へ車を走らせのだが、ところがなんじゃ、東館山山頂へのゴンドラリフトは強風のため運転を停止しておった。あるいは?、もしや?、の期待をもって信大の志賀自然教育園まで下りてみたが、残念!結果は上の写真。ああ。頑固売らん?

Fine Pix S5・105mmマクロ/2012.6.19志賀高原
エビネ・オオバクサフジの写真を追加・変更しました……信州・草花木実へ飛びますか?