胡射橋の下を抜けて、天竜ライン下りの「こたつ舟」が岩壁の狭間を漕ぎ下って行く。船頭は舳先に2人、艫に2人。ビニール張りの舟の屋根に透けて見えた乗客も同じくらいの数だった。日曜日とはいえ、この時期の川下り。まっこと酔狂ではなかろうか。さらに、いつ来るか、わからぬ舟を待って、寒風渡る橋上に留まるカメラ男も、仕事でなければ酔狂そのもの。いかんせん、JR長野支社機関誌「みすず」2月号裏表紙は、「天竜峡」なのだ。
●Fine Pix S2/18〜70mmズーム/2011.1.16飯田市天竜峡
●しばらく追加はありませんが……信州・草花木実へ飛びますか?